遺品整理と生前整理の違いとは?メリットとデメリットについて
遺品整理と生前整理、どちらも身の回りの片付けを行うものです。
なんとなく字から想像はつくものの、具体的な違いまではなかなかわかりにくいですよね。
- 遺品整理と生前整理の違いを知りたい
- それぞれのメリットやデメリットも教えて欲しい
このように思われる方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、「遺品整理と生前整理の違い・メリットやデメリット」についてまとめました。
遺品整理と生前整理の違いを詳しく知ろう!それぞれの特徴を解説
遺品整理と生前整理の違いは、大きく分けて下記のような違いがあります。
- 遺品整理:所有者が亡くなったあとの整理(遺族が行う)
- 生前整理:所有者が存命中の整理(所有者が行う)
目的とタイミングも異なるため、それぞれの違いを押さえておく必要があります。
遺品整理の特徴
遺品整理は所有されていた方が亡くなられたあと、残された方(遺族等)が片付けを行います。
生前使われていた衣類から家具や食器、すべてのものを片付けなくてはなりません。
ご家族が故人と同居されている場合は、ある程度の荷物量などの把握が可能ですが、
故人が一人で暮らしていた場合、全貌の把握が難しく、作業量や負担が大きくなります。
生前整理の特徴
生前整理は所有者が存命のうちに荷物をある程度整理したり、遺品整理時に必要な判断の指示をまとめておくことを指します。
※遺言書やエンディングノートという形で記すことが多いです。
もし生前整理を行わない場合、遺族が残された所有物を全て整理しなくてはなりません。
遺族への負担を最小限にするため、また自身の今後の人生を考える意味でも、所有者が存命のうちに荷物や相続等について整理しておきます。
遺品整理と生前整理のメリットとは?デメリットについてもご紹介
遺品整理と生前整理は、同じ「荷物の整理」でも以て非なるものです。
遺品整理のメリットとデメリット
所有者が亡くなった場合、所有していたものの整理は確実に誰かが行います。
遺品整理はメリット・デメリットに関係なく行われる必要がありますが、故人が生前整理をしていなかった場合は遺品整理の負担は大きくなります。
- 貴重品や処分していい品がわからないため、作業量が多い
- 遺品が大量にあると分別に手間がかかる
- 期限がある場合は急いでやらなければならない
とはいえ急病や事故によって亡くなる場合もあるので、生前から準備できないこともあります。
負担が大きい場合、遺品整理を専門とする業者へ依頼するのがおすすめです。
生前整理のメリットとデメリット
生前整理をするメリットは非常に多いです。
- あらかじめ不要なものは処分し、その他のものについては必要な指示を残しておけるので、遺品整理をする遺族の負担が少なくなる
- 相続で遺族が揉めることを避けられる
- 身の回りの整理が行えるため、スッキリした環境になる
遺品整理の負担を大きく減らせるので、迷惑をかけたくないと考える方はぜひやっておきましょう。
ただし人によってはデメリットになり得る点も存在します。
- モノが多い場合は処分するだけで疲れてしまう
- 思い入れのあるものが捨てられず作業が進まない
- 遺産相続で悩みすぎてしまう
このような方は、生前整理を専門とする業者へ相談するのも一つの手です。
専門の業者は多くの案件を扱っており、自身では判断がつかない部分への対処もできます。
遺品整理や生前整理を実際に依頼するなら業者選びはどうすればいい?
遺品整理も生前整理も楽な作業ではないので、業者に依頼することは決して悪いことではありません。
ですができるだけ業者選びで失敗しないよう、本項目で紹介する内容を参考にしてください。
相談できる会社なら安心
しっかりと相談できる会社を選ぶようにしましょう。
一度相談を行い、不明点や悩みがあればすべて話してみてください。
その際の対応に少しでも疑問を覚えたら、その会社はあなたや故人の思いを汲み取れない可能性があります。
安心して身の回りの整理を行うためにも、信頼できる会社を基準に選ぶのが良いです。
費用面もしっかり確認しておこう
遺品整理も生前整理も、業者に依頼すると基本的には次の費用が発生します。
- 運搬料
- 作業料
- 廃棄物処分料
複数の会社から見積もりを取り、相場を知りましょう。
その上で予算に合った会社を選ぶのがベストです。
まとめ:遺品整理や生前整理でお困りなら当社「リオサク」へご相談ください
当社には遺品整理士の資格保持者がいるため、遺品整理・生前整理の対応も可能です。
また、運搬料と作業料のみで対応しており、廃棄物処分料はいただいておりません。
お困りの方はぜひご相談くださいませ。