(我流)オークション商品写真の撮り方 (その3)
「古川」です。
(我流)オークション写真の撮り方3回目。前回はホワイトバランスの調整をしっかりというところまででしたが、正直、ここまででオークション写真は撮れます。が、さらに今回はより「きれいに」「目をひく」商品写真の撮り方のコツを伝授いたします。
そのコツとは
「マニュアルモードで撮る」
です。そして、
「フラッシュなどを使わずシャッタースピードで明るさを調整する」
これです。
マニュアルモードにセット
そしたらシャッタースピードを変えていきます。
この画面の左下のところに60と表示されていますがこれがシャッタースピードです。60とは1/60秒という意味なので、この値が小さくなればなるほどシャッタースピードは遅くなります。
まずこちらはオートのシャッタースピードで撮った写真です。ライトを当ててもこれくらいの暗さになります。これでは商品写真としてはいまいちですね。
ここからシャッタースピードを変えていきます。
だんだん明るくなっていくのが分かりますでしょうか?
商品の影が無くなっていきます。
このへんだと少しのっぺりした印象です。
ここまでだとやり過ぎです。こうなる手前くらいがちょうどいいかと思います。
最初に撮ったノーマル写真とシャッタースピードを遅くして明るくしていった写真を並べてみました。もちろんライトなどは変更していません。シャッタースピードだけで明るくしていきます。
と、これくらい商品の印象が違います。あとはトリミングをして余分な背景をカットすることで商品を際立たたせたら完成です。
中古のガスコンロも写真次第でこれくらいきれいに輝いて撮れます。
一度コツをつかめばどんなものでも明るい商品写真が撮れますので何度でも撮り直しして自分で「ここ」というポイントを見つけてください。それまでは何度も試行錯誤を繰り返すこと、これが重要です。